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2017年 11月 8日 努力は報われるのか否か
皆さんこんにちは!1年担任助手の大藪直威です!
世の中には、「努力が報われない」場合が沢山あります。もちろん前提として、「努力しなければ報われない」のだが、なぜ世の中には、「報われる努力」と「報われない努力」があるのか考えていきたいと思います。
私がこの問題に対する仮説を立てることが出来たのは、担任助手業務を通じて優秀な生徒が努力して私よりも急激に学力が向上していく姿を見たからです。 彼らと私は、何が違うのか。考えてみると答えは明白だった。
まず、一番大きなものは、心から願う、「正しい目的」があるか無いか、でした。 心から願う「正しい目的」があれば、人はそれに向けて努力をし、上達することができる。「正しくない目的」とは、受験において「やってて楽しい科目を中心に勉強する」みたいなことです。確かに好きで勉強した科目の成績は上がるかもしれない。しかし受験は合否が総合得点で判定されるので、一向に合格に近づかない。
では、正しい目的設定ができたとしましょう。それだけで上達するかというと、それは違います。次は「正しい努力」をしなくてはいけない。「正しくない努力」は簡単に自分を裏切るし、報われない可能性がある。 「正しい努力」とは、「目的に対して必要なことが何かを常に考えながら、試行錯誤する」ことだ。 時代や環境が違えば必要な努力は変わってくる。常にそれを意識しながら、自分のチャレンジや行動を変化させていく。自分の思い込みだけでなく、時には科学の力や他人の力を借りながら、やっていく。むやみやたらに数をこなすのではなく、問題の根本を特定し、それを解決するアクションを起こす。
言葉にしてみれば当たり前なのだけど、意外と多くの人はこれができない。努力しているうちに、どんどん視野が狭くなり、そのうち努力すること自体が目的となり、本来の目的やそれに適した手法を見失ってしまう。 定期的に「目的、正しいですか?本気で成し遂げたい目標ですか?」「その努力、正しいですか?」は自分に問い続けていきたい。そうすれば、随分と自分の生活が見直されていくのではないだろうか。
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